メルカリと買取店どっちが正解?骨董品売却で「手残りを最大化」する3つの戦略
「実家にある古い骨董品、メルカリで自分で売ったほうが高いのかな?それとも専門の買取店に持っていくべき?」
遺品整理や断捨離で出てきた古い品物を手放す際、誰もが一度は悩むポイントです。最近ではフリマアプリの普及で個人売買が身近になりましたが、実は骨董品の種類や価格帯によって「正解」は大きく異なります。
安易に選んでしまうと、数万円、時には数十万円もの利益を逃してしまうことも。この記事では、メルカリと買取店のメリット・デメリットを徹底比較し、最も手残りを多くするための「3つの必勝戦略」を分かりやすく解説します。
1. メルカリvs買取店:メリット・デメリット徹底比較
まずは、それぞれの特徴を整理してみましょう。骨董品ならではの「落とし穴」に注目です。
メルカリ(フリマアプリ)で売る場合
メリット:販売価格を自分で決められるため、仲介手数料を除いた金額がすべて手元に残る。
デメリット:
真贋判定ができない:偽物だった場合、後からトラブル(返品・返金)になりやすい。
梱包・発送が大変:割れ物や巨大な絵画などは送料が高く、梱包の手間も膨大。
売れるまで時間がかかる:適正価格が分からないと、ずっと売れ残るリスクがある。
専門の買取店で売る場合
メリット:
即金性がある:その場で現金化できる。
プロの鑑定:作家名や時代背景を正しく評価し、付加価値をつけてくれる。
トラブルゼロ:売却後の不具合やクレームの心配がない。
デメリット:業者の利益分(運営費や再販経費)が差し引かれるため、見かけの買取額はメルカリの販売価格より低くなることがある。
2. 【戦略1】「30万円」の壁で使い分ける
手残りを最大化するための最も重要な基準は、品物の**「市場価値」**です。
1点「30万円以下」ならメルカリもアリ
日常使いの茶器や、作家が不明なインテリア寄りの骨董品であれば、メルカリで「欲しい人」に直接売るのが効率的です。送料と手数料(10%)を差し引いても、買取店の査定額を上回ることがあります。
1点「30万円超」なら迷わず買取店へ
ここで重要になるのが**税金(譲渡所得)**です。
1点30万円を超える美術品や骨董品を売却して利益が出た場合、税務署への申告が必要になる可能性があります。買取店であれば、売却時の「支払調書」や「領収書」がしっかり発行されるため、確定申告の際のエビデンス(証拠)として役立ちます。
また、高額品をメルカリで売ると、配送中の破損リスクや「偽物へのすり替え詐欺」などのトラブルに巻き込まれた際のダメージが大きすぎます。安全性を考慮すると、プロの手を借りるのが賢明です。
3. 【戦略2】「付属品」と「ストーリー」を活用する
骨董品の価値を跳ね上げ、手残りを増やすのは「品物本体」だけではありません。
共箱(ともばこ)を絶対に捨てない:作家のサインが入った木箱があるだけで、査定額が2倍〜5倍変わることもあります。
由来(ストーリー)を伝える:いつ、どこで、誰が手に入れたものかという情報は、プロの鑑定士にとって重要なヒントになります。
メルカリでは説明文に書くだけですが、買取店ではこうした情報を加味して「希少価値」として価格に乗せてくれるケースが多いのです。
4. 【戦略3】相見積もりで「競争」させる
買取店を利用する場合、1社だけで決めてしまうのは「手残りを捨てる」のと同じです。
骨董品には「定価」がありません。ある店では「5万円」と言われた花瓶が、別の店(その作家に強いルートを持つ店)では「15万円」になることが日常茶飯事です。
まずはLINE査定などで概算を知る
2〜3社の見積もりを比較する
「他店ではこれくらいでした」と交渉してみる
このひと手間で、最終的な受取金額が数万円アップすることも珍しくありません。
まとめ:結局どっちが「正解」?
骨董品売却の正解は、以下の使い分けにあります。
メルカリが向いている人:
処分を急いでいない
梱包や発送、購入者とのやり取りが苦ではない
1点数千円〜数万円程度のカジュアルな品物を売りたい
買取店が向いている人:
価値があるか分からないのでプロに見てほしい
高額な品物を安全に、かつ税金のことも考えて売りたい
遺品整理で大量にあり、まとめて引き取ってほしい
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